40〜50代の持ち家率低下!氷河期世代の未来はどうなる?

さくら「ねぇ、最近40〜50代の持ち家率がめっちゃ下がってるってニュース見たんですけど…これって大丈夫なんですか?」

「あぁ、それは深刻な問題だな。30年前と比べて10ポイントも下がってるらしい」

さくら「えっ!?そんなに!?でも、なんでそんなことになっちゃったんです?」

「一番の原因は“就職氷河期”だな。1993年から2004年に社会に出た世代は、バブル崩壊後の不況で就職がめちゃくちゃ厳しかったんだよ」

さくら「あぁ…だから収入が伸びなくて、家を買う余裕がないってことですね…」

「そう。しかも、アベノミクスで住宅価格が高騰したし、最近の物価高でさらに厳しくなった」

さくら「じゃあ結婚して夫婦で頑張って家を買う人も減っちゃったんですか?」

「その通り。40〜50代の未婚率も10〜20ポイント上昇してるんだ。結婚や出産の機会が減ると、家を買う理由もなくなるからな」

さくら「じゃあ、賃貸に住み続けるしかないんですね…」

「でも、そこにまた問題がある。持ち家ならローンを完済すれば住居費の負担が減るけど、賃貸はずっと家賃を払い続けないといけない」

さくら「あっ…そうか。年金生活になったら家賃払えなくなっちゃう…」

「そのリスクが大きい。氷河期世代は収入が低かった分、年金額も少ないからな。生活保護に頼らざるを得ない人が増える可能性がある」

さくら「それって、国の財政にも影響しますよね?」

「その通り!氷河期世代が65歳を超えるまでに、どれだけ有効な対策を打てるかが大事なんだ」

さくら「例えばどんな対策が必要なんですか?」

「収入を増やす支援を強化するのはもちろん、賃貸住宅への公的支援をもっと充実させるとか、西欧の制度を参考にするのもアリだな」

さくら「なるほど〜。でも、もし支援が遅れたら…?」

「その時は“8050問題”がさらに深刻化するな。親が亡くなった後、生活に困窮する50代が増える可能性がある」

さくら「うわぁ…なんか問題が雪だるま式に大きくなりそうですね…」

「だから今こそ、国も企業も本気で対策を考えないといけないんだよ」

さくら「私たちの世代も、他人事じゃないですね…」

「そうだな。今後の政策に注目しておいたほうがいいぞ」

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