さくら(若手社員):「先輩〜!住宅ローンって、ちゃんと返せば怖くないんですよね?」
私(中年の不動産経験者):「“ちゃんと返せば”な。でも現実は…人生ってそんなに順調じゃないんだよ…(遠い目)」
さくら:「えっ、何かあったんですか…?」
私:「あったよ。35年ローン組んだサラリーマンが、転職して年収ダウン、妻が体調崩して退職、そこからが地獄だった…」
さくら:「現代のホラーですね、それ…」
解説コーナー🎓
私:「住宅ローンは**“債務”。払えなくなったら銀行は“担保権実行”=競売**を仕掛けてくる。家が取られて、それでも残債があれば払い続けなきゃいけない。」
さくら:「家なくなっても、借金残るって…心も家も空っぽになるじゃないですか…」
私:「しかもブラックリスト入りして5〜7年ローンもクレジットも組めなくなる。車すら現金買い。」
実例紹介📚
【判例】東京地裁令和元年:「住宅ローンの延滞が続き、任意売却が成立せず、最終的に競売となった。借主の”生活苦”はあれど、支払い義務は免除されない」と判断。
→ つまり「生活が大変」ではローン返済は免除されない!
人生の教訓💡
私:「ローンを組むときは、“今の収入”じゃなくて、“もしもの収入”で試算すべし。」
さくら:「あと“奥さんがフルタイムで働き続ける前提”とか、地雷ですね!」
私:「そうそう!固定金利 vs 変動金利の話もちゃんと理解してから借りること。“夢のマイホーム”が“夜逃げのトリガー”になることもある。」
さくら:「こわ…でも大事な話ですね!」