さくら:ねえ、「レントロール」って何?なんかプロっぽい響きだけど…。
私:ふふ、簡単に言うと「家賃と入居状況の一覧表」だな。
投資判断における“血液検査表”みたいなもんだ。
さくら:へぇ〜。でも、何をチェックすればいいの?
✅ プロがチェックする2大ポイント!
① 賃料水準の妥当性
私:まず、今の賃料が相場より高すぎないかを見る。
古い物件なのに高額家賃だと、次の退去で家賃DOWN+利回り悪化のリスクがある。
さくら:なるほど〜、将来の「家賃下落リスク」まで見てるんだ。
私:その通り。SUUMOやat homeの周辺物件と比較すれば、相場と乖離してるか見えてくる。
② 入退去履歴=定着率の高さ
さくら:長く住んでる人が多い方が安心ってこと?
私:そう。入れ替わりが激しい物件は、何か問題を抱えてる可能性大。
たとえば「隣人トラブル」「騒音」「治安」…数字じゃ出てこない“地雷”があるかも。
さくら:数字だけじゃなくて“行間”を読むのがプロなのね〜。
⚠️ 要注意!「入居率が低い物件」ではここをチェック!
-
📉 立地に問題あり?(駅遠・坂道・周辺環境)
-
🏚 建物の管理が悪い?(ゴミ・共用部の劣化)
-
💰 家賃が高すぎる?(近隣との比較)
-
💬 入居者満足度が低い?(クレーム多発・騒音)
-
📆 短期間で入退去を繰り返してないか?
さくら:入居率って数字だけ見てたけど、奥が深いんだね…。
私:そう。レントロールは“未来のリスク”を映す鏡。
健全なレントロール=安心なキャッシュフローってことだ。
🧾 まとめ|入居率とレントロールの見るべきポイント
-
✅ 家賃水準が相場に合っているか
-
✅ 長期入居者が多いかどうか
-
✅ 怪しい空室期間がないか
-
✅ 一棟なら部屋ごとの賃料差も確認
-
✅ 管理費・共益費が適正か