さくら:この前、空室になった部屋をオシャレにフルリフォームしてみたの!
私:おお、で?入居決まった?
さくら:うーん、まだ…ちょっと家賃も上げすぎたかも。
私:ふむ、それ自己満足リフォームってやつだな(笑)
さくら:ガーン…。
💡 工事は“費用対効果”で決めるのが原則!
私:リフォームって、「かけた金額以上の効果があるか?」を常に考える必要がある。
さくら:つまり、**「感情」じゃなくて「数字」で判断」ってことね。
📐 リフォーム利回りの方程式を使おう!
リフォーム利回り(%)=年間増加家賃リフォーム費用×100\text{リフォーム利回り(%)} = \frac{\text{年間増加家賃}}{\text{リフォーム費用}} \times 100
例えば:
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リフォーム費用:30万円
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月額家賃が2,000円アップ → 年間24,000円アップ
→ リフォーム利回り:8%
私:この数値が10%以上なら“やる価値あり”、5%以下なら慎重にって判断が多い。
さくら:すごい…感覚じゃなくて戦略だ!
✅ 原状回復と差別化リフォームは分けて考える
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原状回復=退去時に元に戻す最低限の修繕(義務)
→ 汚れ・破損の補修、クロス交換など -
差別化リフォーム=物件価値を上げるための投資(任意)
→ アクセントクロス、宅配ボックス、独立洗面台など
私:前者は「守り」、後者は「攻め」のリフォーム。
バランスが大事なんだ。
📊 リフォーム判断で見るべき指標
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✅ 周辺の家賃相場と比べてどこまでUPできるか?
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✅ 競合物件との差別化ポイントはあるか?
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✅ 入居ターゲットのニーズと合っているか?
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✅ 同一物件で過去のリフォーム実績はどうだったか?
✅ まとめ|適切なリフォーム判断のポイント
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✅ 自己満足でなく、数字(利回り)で判断する
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✅ 原状回復と価値向上リフォームは切り分けて考える
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✅ リフォーム利回りは最低でも8〜10%以上が目安
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✅ 入居ターゲットと地域相場から“やるべき内容”を決める
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✅ 見積もりは必ず複数業者で比較&交渉
さくら:もう“映えるリフォーム”は卒業だね(笑)
私:うん、“入るリフォーム”を考えるのがプロだぞ!