🧰 私とさくらの楽しい会話|物件購入前の“劣化・修繕”チェックポイント!

さくら:この物件、安くて利回りいいけど…なんか不安。
:いい直感だ。そういう時は“修繕履歴と劣化状況”のチェックが必須だぞ。
さくら:どこ見ればいいの?
:重要なのはこの5つ。プロも見るところだ。


✅① 配管関係(給排水管・ガス管)

:まずは配管。築20年以上なら、鋼管がサビて詰まってたり、漏れてたりする可能性がある。
さくら:怖っ!それって見えないし…。
:だから「内視鏡チェック済み」か「過去に更新工事をしたか」確認するべし。


✅② エレベーターの状態と更新歴

さくら:エレベーターって意外と壊れるよね?
:そう。修理だけで数十万〜100万円超、リニューアルなら500万円以上かかる。
さくら:うひゃ〜!
:保守契約の内容と、メーカーによる定期点検の記録を見せてもらうのが基本。


✅③ 屋上防水(雨漏りチェック)

さくら:上からくるやつ…雨漏り?
:その通り。屋上防水は10〜15年で寿命。
防水層の浮き・ひび割れ・コケの発生があるとアウト。
:管理会社が「防水工事実施済み」と言っていても、写真と記録をチェック!


✅④ 耐震補強(1981年以前の建物は要注意)

さくら:あっ…昭和56年以前って“旧耐震基準”だよね?
:正解!1981年6月の新耐震基準以降の建物かどうかで、安全性が大きく変わる。
:旧耐震でも補強済みならOKだけど、「耐震診断書」あるか必ず確認して。


✅⑤ 外壁塗装・タイルの浮き

さくら:見た目きれいでも、下地が浮いてたらヤバいんだよね。
:うむ。外壁のひび割れ・タイルの浮きは漏水・落下事故の原因にも。
打診検査済みかどうか、工事履歴を確認するのがプロの常識!


🧱 まとめ|この5項目、要チェック!

チェック項目 確認すべき内容 注意点
配管関係 材質・交換履歴 内視鏡調査済みか
エレベーター 点検・更新履歴 リニューアル費用に注意
屋上防水 防水工事の時期 写真付き記録を
耐震補強 耐震診断の有無 1981年以前の建物は要注意
外壁塗装 ひび割れ・浮き 打診検査履歴

さくら:これって、買う前に不動産屋さんに聞けるの?
:聞けるし、聞かないと損するぞ! ちゃんとした業者は全部開示してくれる。

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