トランプ政権、カオスの帰結!

さくら「ねぇ、『情報の洪水』ってニュースで言ってたんですけど、そんなにヤバいんですか?」

私「ヤバいなんてもんじゃない。今のアメリカは**『Flood the Zone(情報の氾濫)』**って戦略を使って、人々を圧倒してるんだ。」

さくら「情報をいっぱい出すのが何で問題になるんです?」

私「たとえば、お前がテスト前に勉強しようと思ったら、友達が次々と関係ない話をぶっこんでくる。『今度の映画見た?』とか『推しのライブ行く?』とか。結果、テスト勉強どころじゃなくなる。」

さくら「…あっ、それ私の週末ですね。」

私「まさにそれ! 人間は一度に処理できる情報の量が限られてる。だから、政治でも次々と新しい話題を出せば、人は混乱して反論するヒマがなくなる。」

さくら「じゃあ、今のアメリカ政府はそんなことをやってるんですか?」

私「トランプ政権では特にその手法が使われてる。とにかく毎日衝撃的なニュースを連発することで、国民もメディアも圧倒されて、何が問題なのか考える余裕がなくなる。」

さくら「えっ、例えばどんなことやってるんですか?」

私「ざっと挙げるだけでも、こんな感じだ。」

80本の大統領令を連発(普通の政権なら数ヶ月かかる)
重要な規制機関の権限を大統領の直轄に(企業に圧力をかけやすくなる)
司法省の捜査・起訴に介入(政敵の捜査を握りつぶせる)
大規模な政府職員の解雇と入れ替え(忠誠を誓う人間だけで固める)
税務データなどの機密情報へのアクセス強化(敵対者を攻撃しやすくなる)
さくら「ええっ!? なんかもう、映画の悪役みたいじゃないですか!」

私「そう、まさに“意図的なカオス”を作り出してるんだ。これに対して反論しようとしても、次から次へと新しい話題が出てきて、もうついていけなくなる。」

さくら「じゃあ、結局どうなるんですか?」

私「最大の問題は、これが**『未曽有の権力拡大』**につながることだ。たとえば、『三権分立(行政・立法・司法がバランスを取る仕組み)』が崩れかねない。」

さくら「つまり、アメリカの大統領が“王様”みたいになっちゃうってこと?」

私「そういうこと。実際、トランプは**『国を救う者はいかなる法律にも違反しない』**って言ってる。」

さくら「あれ…? これって…独裁…?」

私「まあ、今はまだギリギリ民主主義の形は保ってるが、これを放っておくと、歴史的に見てもヤバい方向に進む可能性はある。」

さくら「でも、これに気づいてる人たちはいるんですよね?」

私「もちろん! だから、訴訟を起こしたり、批判の声を上げたりしてる。けど、問題は、すでに多くの人が**『何が本当に重要な問題か分からなくなってる』**ことなんだよ。」

さくら「うわぁ…めちゃくちゃ怖いですね。でも、じゃあ私たちにできることって?」

私「まずは、情報を鵜呑みにしないこと。ニュースの洪水に流されず、本当に大事なことを見極める。あとは、簡単に『誰かが正義で、誰かが悪』って決めつけないことだな。」

さくら「なるほど! じゃあ、私も気をつけて情報を選ぶようにします!」

私「おう、その姿勢が大事だ! でも、SNSで変な陰謀論にハマるなよ?」

さくら「…あっ、ちょっと心当たりが…(笑)」

PAGE TOP