さくら(若手社員):「先輩、知り合いが中古マンション買ったら、毎月の管理費が急に倍になったって泣いてました…詐欺ですか?」
私(中年の不動産経験者):「詐欺じゃない。管理組合ってのは時々、”人知れず地獄会議”開くからね。」
さくら:「地獄会議て(笑)」
解説コーナー🎓
私:「マンションって”所有者の自治体”みたいなもん。管理費や修繕積立金は、管理組合の総会で決まる。過半数が賛成したら、いきなり2倍もアリなんだよ。」
さくら:「じゃあ買うときに”安い!ラッキー!”って思っても…」
私:「蓋を開けたら”10年修繕サボってたボロ物件”、”修繕積立金スカスカ”、”エレベーターも限界”とか、いきなり請求くる。」
さくら:「ゾンビマンションじゃないですか!」
実例紹介📚
【判例】東京高裁平成27年:「購入後に管理費が大幅に引き上げられたが、重要事項説明で”将来の負担増の可能性”を説明していれば契約解除の理由にはならない」と判断。
→ 買主は「あとで高くなる可能性あるよ」と説明されていれば、文句言えない!
人生の教訓💡
私:「物件の値段だけ見て喜ぶな。管理組合の議事録と修繕計画書を見て、”このマンション、未来ある?”って聞くべき。」
さくら:「あれですね、結婚相手の貯金と性格を見極めるみたいな…」
私:「そうそう!安いと思ったらワケあり。管理費、見逃すな!」